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2001年3月19日
二一世紀に「気」の力に対する認識はどう変わるか?


 キリスト教では三位一体という考えがある。広辞苑によると三位一体(the Trinity) は以下のように説明されている。
 「キリスト教で、創造主としての父なる神と、贖罪者キリストとして世に現れた子なる神と、信仰経験に顕示された聖霊なる神とが、唯一なる神の三つの位格(ペルソナ)として現れるとする説。この三者に上下の差別はない」
 「創造主」も「キリスト」も意味は良く分かるが、「聖霊なる神」とは何なのかを、この歳になるまで知らなかった。
 ジョン・グレイという米国のベストセラー作家の最新作「HOW TO GET WHAT YOU WANT AND WANT WHAT YOU HAVE」によると、「聖霊=THE HOLY SPIRIT」とは身体を流れる不思議なエネルギーのことで、インドでは「プラナ」、ハワイでは「マナ」、極東では「気」と呼ばれているという。ジョン・ グレイによると、最近、欧米で流行している瞑想法もこの「聖霊」のエネルギーを身体に取り込むためのものだという。
 ところで、「気」のエネルギーが存在するという考えは、日本で市民権を得ているのだろうか? 私が所属するテニスクラブの人が「実は気功の道場に通っているけど、うっかり言うと変な人だと誤解されるから、気をつけています」と言っていた。まだまだ「気」のエネルギーの存在は否定的に見られているようだ。
 私の場合は、七年前まで「気」のエネルギーの存在を完璧に否定していた。だが、最近は「気」のエネルギーの存在を実感しており、その存在に疑問は持っていない。
 面白いのはキリスト教で「気」の不思議なエネルギーを「神」と同一視していることだ。これは何を意味するのか? 
 一つは、これまで、「宗教」と「気」とは切っても切れない関係にあったことだ。「気」のエネルギーというのは、身体が発する弱い電気のようであり、不思 議な力を持っているがこのエネルギーを活用できた人が、空海でありキリストであり、そのほかの聖人だったようだ。過去においては宗教家として名を成すには 「気」の力を自在に扱えることが大切だったに違いない。
 「気」のエネルギーを身体に取り入れると、空海やキリストのようには成れなくとも、自己治癒力が高まり、健康になることは間違いない。では「気」とはいったい何なのか?
 私は「気」のエネルギーを感じてから、まだ七年しか経たないが、「気」とは電気だと思っている。身体は弱電体であり、プラスとマイナスがある。ではどこに弱電が蓄えられているのか? それは細胞の中だと思う。身体の六〇兆の細胞の一つ一つが弱電体で、プラスの電極とマイナスの電極を持っているように思 う。
 この「気」のエネルギーを感じやすい人と、感じにくい人がいる。その差は何処から出てくるのか? 私の実感では、細胞のプラス・マイナスの電極がきれい に並んでいる人は、身体に「気」が流れやすいのだと思う。一方、私もその典型なのだが、なかなか「気」に反応しない人はプラスとマイナスの電極がばらばら の方向を向いているようだ。さらに直感的に言うと、体の脂肪は体の中における「気」の通りを悪くするようだ。
 「気」のエネルギーが高まると、風邪も引かなくなるし、体重も何を食べても極端には増えないし、腰痛の不安も消えたり、生存能力が高まるというのも嘘で はないが、そういうふうに思い上がると、たちまち太りだすのが現実だ。はっっきり言えるのは、「気」が高まると自分の体に対する感覚が鋭くなることであ り、自己管理がしやすくなることだ。
 このように「気」のエネルギーを意識して活用できるようになると一見、不思議とも思える生存能力を高める力が出るのは間違いない。
 不思議な力は昔から神とされた。雷は雷神とされたが、いまでは電気の存在が分かっており、神ではなくなった。「気」のエネルギーは、多くの宗教、少なくともキリスト教ではこれまで、神の力としてきた。
 だが、今や、「神」の称号がはがされる時代がやって来たのではないだろうか。
 ジョン・グレイは瞑想法で「聖霊」のエネルギーを感じるのに一四年かかったそうだ。ところが、彼が二八年に渡って開催している「個人的成功」セミナーで は、人々がこのエネルギーを感じる時間がどんどん早まっているという。いまでは週末の二日間、瞑想法を教えるだけで、人々は手の先がジンジンして、宇宙か ら「気」のエネルギーが身体に入っていくのが分かるという。
 「聖霊」も「気」も今や宗教から離れ、雷と同じように科学的に理解され、電気として活用される時代がやって来ていると思う。もっとも「電気」とは一体何なのか、いまだに見たことがある人はいないわけだが・・・。