Shun Daichi
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2001年3月26日

心はどこにあるのか?

 心は頭にあると思っている人が多いようだ。
 確かに、頭には眼もあり鼻もあり、多くの機能が集まっているから、そう思いたくなる。
 もっと昔だと、心が心臓にあると思っていた時代もあるそうだ。
 だがそれらはすべて間違いだと思う。
 心は四〇兆から六〇兆あるといわれる人間の体の細胞一つ一つにある。それが一瞬のうちにコミュニケーションを取り、心を形成するのだ。
 そのことは臓器移植の結果を見ると良く分かる。
 臓器移植の先進国アメリカでは、臓器移植した人々の体験談の本がたくさんでているが、臓器移植された人には提供者の心が乗り移るような現象があることがたくさん報告されている。それらの現象とは・・・
  • たとえば、心臓や肝臓やすい臓などの臓器の提供を受けた人は、突然、見ず知らずの人の夢を頻繁に見るようになる。調べてみたら、その見ず知らずの人とは臓器提供者だった。
  • あるいは、それまで東南アジアのエセニック料理など見向きもしなかった焼き肉料理一辺倒だった人が、臓器提供を受けた途端に、ステーキが嫌いになり、エスニック料理を好むようになる。
  • それまで学究肌だった人が、臓器移植を受けた途端に、スポーツ好きになるなど、臓器提供者の性格が乗り移る。
  • 音楽の趣味も変わって、クラシックしか聞かなかった人が、ジャズにしか興味を持たなくなったりする。
 つまり、臓器移植をするということは、他人の心を自分の中に取り入れるということのようだ。性格も変わってしまう。つまり別人になる。ある意味では、二重人格になるのかもしれない。このことは一考を要すると思う。
 心が脳だけではなく、体中の細胞一つ一つにあるとなると、「脳死が人の死だ」とする考えも間違っていることになる。細胞にエネルギーが送られず、すべて の細胞が死ぬまで、心は生きているのだ。そうなると、脳だけでなく心臓も止まらないと人が死んだとはいえないのではないだろうか?
 もう一つの問題は、「臓器移植そのものが良いことかどうか?」だ。
 科学者たちは豚などの臓器を移植することも考えているようだ。そうすると、臓器を移植された人は西遊記の猪八戒のようになってしまうのだろうか?
 そこまでいくと西洋医学の無定見な進歩信仰の勇み足ではないだろうか?
 臓器を移植して欲しいと思う人の数は多いという。臓器提供者を求めるキャンペーンも行われている。これは、臓器が必要な人の立場にならないと、その気持 ちは分からないものだと思う。したがって、他人の臓器を必要とする立場にない私には、臓器への需要が多いことに関しては、どうのこうのと言う資格がないと 思う。
 だから個人的好みだけを言おう。
 個人的に私は、金輪際、提供者にはならないし、移植を望むことも決してない。
 昔の人は「親からもらった体に傷をつけてはいけない」と言った。外科手術の恩恵を受けたことのある私自身を含め、現代人には非科学的に聞こえる言葉だが、今では、なるほど一理あるな、と思う。
 私としては、少なくとも西遊記の猪八戒にはなりたくないし、孫呉空にしてくれるといわれても、やっぱり断る。  

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