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第13章
 
金星帯(THE GIRDLE OF VENUS)


 「その他の線」として知られる小さな線がいくつかあります。これらの線は、どの手にも現れるというわけではありませんが、同じ場所にたびたび見られるのでチャンス線とは区別され、独自の立場を構成しています。 基本的に「その他の線」はそれほど重要ではありません。線には一つの意味しかないことが多いのですが、かなり信頼できます。
 「その他の線」の最初は「金星帯」です。
第523図のように、この線は木星と土星の指の間から始まり、土星宮と太陽宮を通り、太陽と水星の指の間で終わります。
 「金星帯」は必ずしも正確にこのような曲線をたどるとは限りません。時には木星宮から始まり水星宮で終わったりします。さらには手の膨らみで終わるときもあります。このような場合、感情線の姉妹線だと考えて下さい。さらに感情線が存在しない人の手相の場合には、この「金星帯」が感情線の代わりを果たしています。
 昔の手相見たちは、このような「金星帯」が、強い感情線と共に存在するとき、これは姉妹線であり感情が二重に豊かだと見ました。豊かなのは肉体的な欲ではなく、愛着の深さであり「金星帯」というのは「愛情の帯」を意味します。このような線の見方が創られた時代、「愛」は「放縦」を意味していました。そこで「金星帯」を持つ方はぜいたくに愛情を示すことを求めるだろうと解釈され、「金星帯」は「放縦」「放蕩」「不節制」「不貞」「放棄」と同意語になってしまいました。
 「手相学」の本ではこのような解釈がほとんどです。もっとも著者の中には疑問を持つ人も居り、この線の説明ができないと、率直にいう方もいます。この解釈の正確性を疑う方も多く、多くの手相見がこの解釈を全く捨てています。なぜなら、現実とあわないと感じることが多いからです。このような線の解釈をすると大間違いをおかし、恥をかくことが多いのです。
 この論議の多い疑問に正しい解答を与えるには、一般的な仮定を当てはめるのがよいでしょう。つまり、線に合わせて人を見て、相手に合わせて線を解釈してはいけないのです。さらに考慮に入れるべきは、現在は20世紀であり、解釈の起源となる紀元前400年ではないということです。現在と当時では色々と状況が異なります。
 私は「金星帯」について精力的に検討して見ましたが、「放蕩」や「放縦」を必ずしも示すものではないという結論に達しています。むしろ神経過敏を示すもので、多くの場合、ヒステリー障害に結びついています。
 「金星帯」が存在する手のほとんどには、あらゆる方向に無数の線が走っているでしょう。これだけでも、この方は極めて神経質であるといえます。この手相にさらに「金星帯」があるならば、さらに過敏に神経質だと言えます。
 この線の合理的な説明を考えるには、気電流が人差し指(木星指)から流れ込み、生命線を下り、頭脳線に行き、土星線、太陽線、水星線を通して戻り、身体からの自然な出口を探すことを考えると良いでしょう。
 この流れが邪魔されなければ、気電流の流れは正常です。ところが「金星帯」があると、その存在する位置から見て、人差し指から入ってきた気電流の一部が「金星帯」に流れてしまいます。さらに土星線、太陽線、水星線を通して戻ってくる気電流は、身体からの出口を求めますが、「金星帯」に邪魔されて指先から簡単に出ていくことができません。そこで手の平に気電流があふれ出てしまうでしょう。
 気電流は3本の指(人差し指、中指、薬指)から外に出ようと模索します。ところが「金星帯」があると流れの方向が曲げられ、流れを邪魔されて手にあふれでてしまいます。新しい流路をあらゆる方向に創るので、手の平にたくさんの線が見られるのでしょう。大量の気電流がジグザクに流れ出し、神経を刺激するのだと考えられます。その結果、神経に電気が通り、神経過敏となり、その刺激によって極めて神経質な方が生まれるのだと思います。したがって「金星帯」の最初の結論は、激しい神経活動を引き起こすことです。
このように理論を述べたので、つぎに行うべきは、この線の実際的な解釈です。
 「金星帯」は多くの場合、女性の手に見られますが、時には男性の手相にも見られます。「金星帯」がもともと繊細で神経質で、線の細いタイプの方に見られるならば、冷静沈着で線の太そうなタイプの人に「金星帯」がある場合よりも、さらに神経過敏です。
 繊細で神経質な方の場合、神経の興奮がより高まるわけです。この方は軽視されるとか無視されると、すぐに落ち込みます。現在の世界では神経質な方々に気を使う暇がありません。そこでこのような方は世界に居場所がないと感じ、だれも気にかけてくれる人がいないと思い込みます。このような悩みが始まると、深まるばかりで改善されません。親友の行動ですら歪んで受け取られます。悲しみは増幅され、痛みが存在しないのに痛みを感じます。つまり異常な興奮状態(ヒステリー)になります。
 手の平に線が少ない沈着タイプの人の場合、「金星帯」が存在してもそれほど重要ではありません。たくさんの線が存在する人に比べれば、神経過敏もヒステリー症状も出ないでしょう。しかし別の問題があるかもしれません。
 手の肌理が粗く官能的で、金星宮が膨れ上がっており、一般的に観て手が赤く肉欲的ならば、好色という問題があるかもしれません。「金星帯」には「好色」という意味合いが与えられており、診断として認められています。手相の解釈をするには「宮」のタイプや手相全体の姿を見てください。
 「金星帯」があることは心配性であることや熱情があることを示唆しますが、傾向を正しく診断するには、この方の全体像を正確に把握して、それから線の性質を当てはめて下さい。
 金星宮が平らでたるんでおり、生命線が親指の近くを走り、第3指節が細く、感情線が細いならば、「金星帯」が「好色」を示すことはないでしょう。このかたの肉体的状態が「好色」の可能性をなくしています。一方、この方はまず間違いなく神経過敏と意気消沈の餌食となっていることでしょう。ヒステリーとなる温床を抱えています。
 一方、格子のある赤色の大きな金星宮が膨らんでおり、「金星帯」が存在し、第三指節がぶ厚く、第一指節が短く、生命線が手の平に広がり、感情線が深く赤く、火星宮も立派で手全体が赤く、手の毛の色が黒、褐色、赤毛ならば、神経症やヒステリー症ではないでしょう。むしろ「好色」や過飲、放蕩の傾向があります。
 このような手相に「金星帯」が存在するならば、古代からの伝統的解釈をそのまま適用することになります。このような方の神経は動物的な欲望を満足するために使われます。そこで、「金星帯」に関する解釈は、顧客のタイプによるのだということを忘れないようにして下さい。
 「金星帯」についてはもう一つ気をつけることがあります。これはどのような手相の方でも同じです。この危険は一時的なものですが、人生の初期に確認をしないと一生涯の習慣になることもあります。こどもから大人になる思春期ですが、「金星帯」を持つ方は自涜に耽る傾向があります。動物的な手相を持つ方は熱情の発露となるわけです。でもこのタイプの方の習慣がながく続く危険はないでしょう。なぜなら、すぐに異性の相手を見つけて自慰の必要がなくなるからです。
 神経質な手相を持つ方の思春期ならば、欲望を持ちますが、弱い肉体的条件のため、メンタルの状態で終わるでしょう。肉体的情熱や温かみに欠けるので、頭だけが燃え上がり、扇情的な夢を見ます。彼らの想像力はたくましいですが、肉体的に燃え上がるものがありません。性交を考えることに喜びがあり、実際に経験するよりも喜びが大きいのです。したがってこのタイプの方々は思春期を迎えると自慰行為の習慣に落ちる傾向が強くなります。
 第524図のように月宮の下部が発達しており、骨張った手で、金星宮が平らで、「金星帯」があり、第三指節が細く、火星宮が貧弱で、感情線も細いならば、想像力が豊かなため自慰行為に耽ることでしょう。彼らの習慣をやめさせることは難しいでしょう。身体に燃えるものが無く、実際の性行為よりも自慰行為を好むからです。彼らは内気で、自信が無く、遠慮がちで、一般的に言って人々のご機嫌取りもしませんし、人々が好きでもありません。特に異性にも興味がありません。このようなタイプは土星人に多く観られます。
 このような手相に出会ったら、手の平を上にして熱心に手相を観て下さい。すぐに手の平が汗ばんでくるでしょう。長く見つめていると汗が増えます。このような方は自慰行為について否定しないことが多いようです。こどもの手相がこのようであれば両親からの適切な助言で、自慰行為の習慣を持たないで済むようになるかもしれません。
 「金星帯」は通常、一本の深い線です。この線はそれほど神経質でない方の手にもよく観られます。したがってヒステリー症よりも動物的欲求の増大の傾向の方が多いようです。
 第525図のように「金星帯」が破断していることがあります。これは神経過敏を示し、ヒステリー症の危険があり、遠慮がちな性質を示します。このような手相の方が悪習に染まると、なかなか抜け出れないでしょう。
第526図のように「金星帯」が二重三重になっているならば、「金星帯」の特徴が2倍に強まります。
 第527図のように「金星帯」が破線でできており、手全体が神経質なことを表わしていれば、ヒステリー症になる危険が高いでしょう。破線があると神経症が強化されます。
 第528図のような印がでている場合、この方は深く苦しみ、神経的に抑圧されており、不健康で不幸と欲求不満に陥っていることでしょう。婦人病かもしれません。このような手相を持つ方は専門家の診察が必要ですが、原因不明のことが多いでしょう。このような手相の場合、生命線や頭脳線にも欠陥が観られる事が多いようです。
 第529図のようにこの手相で頭脳線に「島」、ドット、星、十字(クロス)があるならば、精神障害の深刻な危険があります。
「金星帯」が示す極端に神経質な傾向は人生の全ての面に影響があります。土星線や太陽線に欠陥が観られるのは悪い「金星帯」のせいかもしれません。あるいは好色とか不健康のためかもしれません。それを診断するには主要な線の観察と手相学(七つの小宮の研究)が必要です。「金星帯」は強い影響力を持ちますが、多くの組み合わせの中で大事な役割をはたしています。
 第530図のように頭脳線が月宮の下部まで達しており、終点近くに星印、ドット、「島」などがあり、「金星帯」が破線しており、手に多くの線が観られるならば、精神障害の重大な危険があります。このかたは極度に神経質で想像力が過剰です。さらに常軌を逸しており怒りっぽく、親しくなるのが難しいでしょう。
 第531図のように土星宮に十字が観られ、「金星帯」が破線で、土星宮の下の頭脳線にドットか「島」があり、月宮に格子があり、爪がフルート状かもろいようならば、この方には神経麻痺の深刻な危険があります。
 第532図のように手の土台部分が厚く、指が太く、色が赤く、線が深く赤く、「金星帯」も深く刻まれており、生命線と頭脳線が短く終わりの場所に欠陥が観られるならば、この方は突然死をする可能性が高いでしょう。年齢は生命線が終わる時期であり、原因は過剰な不節制でしょう。
 第533図のように、手の姿が官能的で「金星帯」が問題を抱えた土星線を深く切断しており、太陽宮かあるいは太陽線の終わり近くにドットが観られるならば、この方の不節制により人生が崩壊し評判が地に落ちるでしょう。
 これまでの図版を見ておわかり頂けるように手相学的に観た手のタイプは大事です。さらに破線の「金星帯」は神経過敏を示し、線が深ければさらにそれが助長されています。
第534図のように深い「金星帯」が愛情線(a line of Affection)を切断し、感情線から線が垂れ下がり、頭脳線の終わり頃に欠陥があり星印で終わり、土星線が横棒で停止されているならば、この方の不節制が結婚生活を破壊し、悲しみに満ちたことになるでしょう。そのためにメンタル的な被害を受け、精神障害となり人生も崩壊します。
 「金星帯」はあらゆる種類の手に観られます。最高の人生を送る男女にも観られますが、彼らの人生は傷ついていません。そのことから推察されるのは、「金星帯」がその方々の性格により優れた豊かさを与え、そのためにこの方々は抑制すべき境界線を越えることがないことです。この面から観ると「金星帯」を持つことは素晴らしい祝福です。しかし「金星帯」の存在が不愉快な結果をもたらす例も多く観られます。
 「金星帯」の解釈をどちらにするかは難しくはありません。その人物のタイプに合わせればよいのです。「金星帯」を持つからといって、全ての人を好色であると診断しないで下さい。
 貧弱で緊張している神経質な手の冷たい方に「金星帯」が観られても、過剰に不節制をしているなどといわないで下さい。この方にとっては一杯の余分な珈琲や紅茶でも放蕩なのです。実を言うと、このような方の多くに「金星帯」が観られるのです。
 「金星帯」を診断するには優れた判断力、明瞭なものの見方・考え方が必要です。眼力をもつ方だけが正しい診断を下せます。人々の悪い面を探すことを好む方もいます。そういう人々にとっては「金星帯」は魅力を持っています。しかし手相を観る時には優しさと同情が大切です。
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